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日本人の人体寸法早見表:身長帯別に座高・肩幅・腕のリーチ・足長を確認

公開: 2026年9月 / 身長データ出典: 厚労省「令和4年国民健康・栄養調査」。座高・肩幅・上肢長・足長はAIST人体寸法データベース1991-92をもとにした参考値。

日本人の身長帯別に、座高・肩幅・腕のリーチ(上肢長)・足長を一覧できる早見表になる。家具や服、自転車などを選ぶ際の基準線として機能する。自分の身長に当てはめて適切な寸法を確認できる。

結論だけ先に

  • 座面高・机面高を知りたい人座面高の目安は身長×0.25。差尺27〜30cmを足した値が机面高の目安になる。身長160cmなら座面高40cm・机面高67〜70cm、身長170cmなら座面高43cm・机面高70〜73cmが計算上の目安
  • 服のサイズ表と突き合わせたい人肩峰幅は男性40〜41cm・女性36〜37cmが平均。服の「肩幅」はその外端間で男性45〜48cm・女性40〜43cm程度になる
  • 靴のサイズを確認したい人足長は男性平均26.0〜26.5cm・女性平均23.5〜24.0cmが目安。→ 靴サイズの規格と計測方法
  • 自転車のサドル高を計算したい人股下寸法(下肢長)は身長×0.47が近似。サドル高の目安は股下×0.88〜0.91になる。→ 自転車のサイズ規格

身長の男女別・年代別平均

厚生労働省の令和4年「国民健康・栄養調査」に基づく、20歳以上の年代別平均身長データになる。20代男性の平均は172.4cm、30代女性は158.2cmになる。20歳以上の全体平均は男性168.0cm、女性154.6cmになる。年代が上がるにつれて平均値は低くなる傾向を示す。

身長の男女別・年代別平均(厚労省 令和4年 国民健康・栄養調査)
160cm 155cm 165cm 170cm 175cm 172.4 157.9 20代 171.7 158.2 30代 171.4 158.1 40代 170.0 157.7 50代 168.2 154.9 60代 163.9 150.1 70代以上 男性(平均) 女性(平均) 出典: 厚労省「令和4年国民健康・栄養調査」。20歳以上(男性1,836人・女性2,136人)。学校・病院に入院中の者を除く。
20〜50代の男性は171〜172cm台で安定し、70代以上は163.9cmに低下する。女性は20〜50代が157〜158cm台で、70代以上は150.1cmになる。
身長の男女別・年代別平均値(cm)
年代男性 平均男性 SD女性 平均女性 SD
20代172.45.0157.95.5
30代171.75.7158.24.6
40代171.45.7158.15.1
50代170.05.9157.75.2
60代168.25.9154.95.3
70歳以上163.96.6150.16.0
20歳以上 合計168.06.9154.66.5

SDは標準偏差。男性20代で平均±1SD(167〜177cm)、女性30代で平均±1SD(153〜163cm)が目安の分布範囲になる。出典: 厚生労働省「令和4年国民健康・栄養調査」(2022年)。

座高・肩幅・腕のリーチ・足長の目安

AIST人体寸法データベースをもとにした各寸法の目安になる。座高は男女ともに身長の約0.535倍になる。身長170cmなら座高は約90.9cm、160cmなら85.6cmになる。

服の肩幅は男性45〜48cm、女性40〜43cm程度になる。実測の肩峰幅より大きく取る形になる。腕のリーチを示す上肢長は男性76〜77cm、女性70〜71cmが平均になる。足長は男性26.0〜26.5cm、女性23.5〜24.0cmが目安になる。

上肢長(腕のリーチ)の男女平均比較 — 肩峰から中指先端まで
男性 上肢長 76〜77cm 女性 上肢長 70〜71cm 76〜77cm 70〜71cm 20cm 上肢長 = 肩峰から中指先端までの長さ。AIST人体寸法データベース1991-92をもとにした参考値。
棒の長さ=上肢長(腕のリーチ)。男性は平均約76〜77cm、女性は約70〜71cmになる。棚やキッチンの高さ設計で使う「手が届く範囲」の基準線として機能する。
各部位の寸法目安(AIST 人体寸法データベース 1991-92 をもとにした参考値)
項目男性 平均の目安女性 平均の目安算出・備考
座高身長×0.535身長×0.535例: 170cm→90.9cm、160cm→85.6cm
肩峰幅(biacromial)40〜41cm36〜37cm骨格上の肩峰間距離
肩幅(服の基準)45〜48cm40〜43cm服の「肩幅」は肩の外端間で肩峰幅より大きい
上肢長(腕のリーチ)76〜77cm70〜71cm肩峰〜中指先端。棚の奥行・キャビネット高さの基準に
足長(JIS対応)26.0〜26.5cm23.5〜24.0cm靴サイズ(cm表記)の基準。→ 靴サイズ規格

差尺と座面高・机面高の関係

座面高は身長に0.25を掛けて計算する。机面高から座面高を引いた数値を差尺と呼ぶ。快適な差尺の目安は27〜30cmになる。

身長150cmなら座面高38cm、机面高65〜68cmが適切になる。身長165cmなら座面高41cm、机面高68〜71cmになる。身長180cmなら座面高45cm、机面高72〜75cmが目安になる。

差尺のしくみ — 机面高から座面高を引いた値。快適域は27〜30cm
床 40cm 45cm 60cm 70cm 41cm 69cm 差尺 28cm 身長165cm 43cm 71cm 差尺 28cm 身長170cm 座面高(実線) 差尺域(破線)= 机面高 − 座面高 机面高 = 座面高 + 差尺(27〜30cm) 座面高の目安 = 身長 × 0.25 差尺・座面高はエルゴノミクスの目安値。使用する椅子や座り方、姿勢の好みで前後する。
縦棒の下部(実線)が座面高、上部(破線)が差尺の範囲。机面高はその合計になる。身長が10cm変わると座面高は約2.5cm・机面高も約2.5cm変わる。

身長帯別の早見表(150〜180cm)

身長帯別 各寸法の目安(座高・差尺は比例計算値。服・靴の実寸は個人差あり)
身長 座高
×0.535
座面高
×0.25
机面高
+27〜30cm
服の肩幅
目安
上肢長
腕のリーチ
足長
靴の基準
150cm 80.3cm 38cm 65〜68cm 38〜40cm — 22〜23cm
155cm 82.9cm 39cm 66〜69cm 39〜41cm — 23〜24cm
160cm 85.6cm 40cm 67〜70cm 40〜43cm 70〜71cm 23〜24cm
165cm 88.3cm 41cm 68〜71cm 42〜45cm 71〜73cm 24〜25cm
170cm 90.9cm 43cm 70〜73cm 44〜47cm 73〜75cm 25〜26cm
175cm 93.6cm 44cm 71〜74cm 45〜48cm 75〜77cm 26〜27cm
180cm 96.3cm 45cm 72〜75cm 46〜50cm 77〜79cm 27〜28cm

座高・座面高・机面高は比例計算値。服の肩幅・上肢長は AIST 人体寸法データベース 1991-92 をもとにした参考値で、身長との相関から線形に補間した目安。実際の身体は比率が一定でなく個人差が大きいため、実際の採寸と合わせて使うこと。

寸法から言えること(家具・服・靴・自転車への応用)

1. 家具(デスク・チェア)。身長から座面高と机面高を割り出す。体に合うデスクとチェアの組み合わせを計算できる。市販のデスクで最も多い天板高70cmは、身長165〜175cmの範囲でおおむね差尺27〜30cmに収まる。→ デスク幅の実寸比較 / 学習机のサイズ比較

2. ダイニングテーブル・椅子。ダイニングは差尺28〜30cmが快適域の目安になる。天板高70〜71cmのテーブルに対して、座面高40〜43cmのチェアを組み合わせると差尺27〜31cmになる。→ ダイニングテーブルの差尺比較

3. 服(上着・シャツ)。服選びでは、肩幅と上肢長(腕のリーチ)の数値を基準にする。サイズ表の肩幅(約45〜48cm)と上肢長(袖丈の参考)を比較してフィット感を確認できる。→ 服のサイズ表

4. 靴。靴選びでは、足長の平均値を目安として活用する。JIS S 5037 の足長表記は実測足長に0〜5mmの捨て寸を加えたもので、靴サイズ24.0cmは実測足長23.5〜24.0cmが目安になる。→ 靴サイズの規格と計測方法

5. 自転車。自転車選びでも、座高や腕のリーチの寸法を調整の参考にできる。サドル高の目安は股下長(身長×0.47)に0.88〜0.91を掛けた値になる。身長170cmの場合は股下79.9cm・サドル高70〜73cmが計算上の目安。→ 自転車サイズの規格と選び方

6. キーボード・デスクの奥行き。腕のリーチ(上肢長70〜77cm)に対して、キーボード手前からディスプレイまでの距離を確保できるかが判断基準になる。→ キーボード奥行きとデスクスペースの実寸比較

よくある質問

身長170cmの人に合う座面高(椅子の高さ)の目安はいくつですか?
座面高の目安は身長×0.25で計算できます。身長170cmの場合は170×0.25=42.5cm、約43cmが目安になります。これに差尺27〜30cmを加えた机面高は70〜73cmになります。一般的なオフィスデスクや学習机の天板高さ70cmは、身長165〜175cmの範囲でおおむね適合します。
日本人の平均身長は何cmですか?男女・年代別に教えてください。
厚生労働省「令和4年国民健康・栄養調査」(20歳以上)によると、男性の全体平均は168.0cm(標準偏差6.9)、女性の全体平均は154.6cm(同6.5)です。年代別では、男性は30代171.7cm・40代171.4cm・50代170.0cm・60代168.2cmと年齢とともに低くなります。女性は30代158.2cm・40代158.1cm・50代157.7cm・60代154.9cmです。
差尺27〜30cmとは何ですか?どう計算しますか?
差尺は机面高から座面高を引いた数値です。机面高70cm・座面高42cmの場合、差尺は28cmになります。快適な差尺の目安は27〜30cmで、この範囲に収まると腕が机面に自然に乗り、食事・作業がしやすくなります。差尺28〜30cmが多くの家具メーカーとエルゴノミクスの資料で標準として採用されています。

数値はすべて目安で、実際の身体は比率が一定でなく個人差が大きくなります。実際に椅子に座って確認することをおすすめします。