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テレビ壁掛け金具のVESA規格と壁からの出っ張り——薄型固定・チルト・フルモーションアームを同縮尺で比較

公開: 2026年9月 / 寸法はイーサプライ公式・Amazonベーシック取扱説明書の公称値(2026-09-09取得)

比較する3タイプ

テレビを壁掛けにするとき、金具選びで失敗しやすいのが2点ある。ひとつは「VESAの穴間隔がテレビに合うか」、もうひとつは「金具のタイプで壁からの出っ張りがどれだけ変わるか」だ。薄型固定型は壁からテレビ背面まで約1cmで収まるが、フルモーションアーム型は最大51cmまで張り出す。この差を同じ縮尺の図で確認する。

結論だけ先に

  • 壁にぴったり付けたい人薄型固定型(EEX-TVKA028)は壁から約9.5mm。角度調整は一切できないが、出っ張りが最も小さい。VESA400×400mmまで対応、耐荷重50kg。
  • 上下の見下ろし角度だけ変えたい人チルト型(B09JWQH8XG)は壁から33mm固定。上下チルトのみで左右は動かない。VESA600×400mmまで対応、耐荷重68kg。
  • 見る場所に向きを変えたい人フルモーションアーム型(B09JWR8PG2)は格納時66mmから最大510mmまで伸長。チルト+10/-5度・スウィング180度。VESA600×400mmまで対応、耐荷重68kg。
  • VESAサイズを確認したい人32〜43型は100×100か200×200が多い。50型以上は200×300〜400×400。テレビの取扱説明書か公式スペックページで確認する。

VESAネジ穴間隔の対応範囲

VESA対応範囲(横寸)— 1px = 1mm
100 200 400 500 600mm (横方向のVESA間隔) 固定型 EEX-TVKA028 チルト型 B09JWQH8XG アーム型 B09JWR8PG2 200×100〜 400×400mm 200×100〜 600×400mm 100×100〜 600×400mm アーム型は100×100mmの小さなVESAにも対応。固定型は400×400mmまで。
棒の範囲=対応するVESA横寸の最小〜最大(公称値)。縦寸も同様に各型で確認のこと。※テレビ背面のVESA値は取扱説明書または公式スペックページで確認してください。

壁からの出っ張りを同縮尺で見る

壁からの出っ張り比較 — 1px = 5mm(壁面 x=0 基準)
壁面 20cm 40cm 50cm 固定型 EEX-TVKA028 チルト型 B09JWQH8XG アーム型 B09JWR8PG2 (格納時) アーム型 B09JWR8PG2 (最大伸長) 約9.5mm 33mm 約66mm(格納時) 510mm(最大伸長) 固定型の出っ張りは約1cm。アーム型の最大伸長は固定型の54倍。
棒の長さ=壁面からテレビ背面(金具後端)までの距離(公称値)。アーム型は格納時と最大伸長時を両方表示。※テレビ本体の奥行きは含まない。

スペックの一覧表

項目薄型固定型
EEX-TVKA028
チルト型
B09JWQH8XG
フルモーションアーム型
B09JWR8PG2
メーカーイーサプライAmazonベーシックAmazonベーシック
壁からの出っ張り(最小)約9.5mm33mm約66mm(格納時)
壁からの出っ張り(最大)—(固定)—(固定)約510mm
VESA対応(最小)200×100mm200×100mm100×100mm
VESA対応(最大)400×400mm600×400mm600×400mm
対応テレビサイズ32〜65インチ目安32〜86インチ32〜86インチ
耐荷重50kg68kg68kg
チルト角度なし(固定)記載なし(上下のみ)上10°/ 下5°
スウィング(左右回転)なしなし180°
寸法出典イーサプライ公式(esupply.co.jp 2026-09-09取得)Amazonベーシック取扱説明書(manuals.plus 2026-09-09取得)Amazon.co.jp商品説明(2026-09-09取得)

寸法から言えること

1. 「壁にぴったり付けたい」なら固定型一択。出っ張りはわずか約1cm。薄型固定型(EEX-TVKA028)の出っ張りは約9.5mmしかない。テレビをほぼ壁面に張り付けたように見せたいリビングや寝室に向く。ただし取り付けた後は上下左右の角度を変えられない。テレビの正面に視聴位置が固定できる場合に限る。

2. チルト型の出っ張りは33mm。固定型の3.5倍だが、見た目ではほぼ同じ。チルト型(B09JWQH8XG)は壁から33mmの位置にテレビが付く。固定型との差は23mmで、目視ではほとんど判断できない差だ。見下ろす角度を後から調整したい場合(棚の上に設置する・天井近くに付ける)はチルト型の方が実用的で、出っ張りのコストはほぼ無い。

3. アーム型の最大伸長510mmは、使い方によってスペース計算が必要になる。フルモーションアーム型(B09JWR8PG2)は格納時でも66mmあり、最大では510mmまで張り出す。テレビ本体の奥行きも加わるため、アームを動かしたとき家具や壁に干渉しないかを設置前に確認する必要がある。「ダイニングから食事中に向きを変えたい」「寝室で寝ながら横向きに見たい」といった可動用途のためのタイプで、常時固定なら固定型かチルト型の方が収まりが良い。

4. VESAの穴間隔は50型以上で要確認。固定型は400×400mmまでしか対応しない。固定型(EEX-TVKA028)のVESA対応最大は400×400mm。一方チルト型・アーム型は600×400mmまで対応する。55型以上のハイエンドテレビは400×400mmを超えるVESAを採用している機種があるため、テレビのスペックページでVESA値を確認してから金具を選ぶ必要がある。

テレビ本体のサイズ(スタンド込み幅・高さ)を確認したい場合は、ハイセンス4台を同縮尺で比較した記事も参考にしてください。 → 32/43/50/55インチのテレビ、スタンド込みで幅・高さ・奥行はどれだけ要るか

商品リンク

イーサプライ EEX-TVKA028(薄型固定型)をAmazonで見る

Amazonベーシック B09JWQH8XG(チルト型)をAmazonで見る

Amazonベーシック B09JWR8PG2(フルモーションアーム型)をAmazonで見る

よくある質問

テレビ壁掛け金具の「VESA」とは何ですか?自分のテレビが対応しているか確認する方法は?
VESAとはテレビ背面のネジ穴の間隔を定めた国際規格です。横×縦のmm単位で表記し、例えば「200×200」はネジ穴が横200mm・縦200mm間隔に並んでいることを意味します。自分のテレビが何mmかはテレビの取扱説明書の仕様欄か、メーカー公式スペックページで確認できます。32〜43型は100×100や200×200が多く、50型以上では200×300や400×400が増えます。
薄型固定・チルト・フルモーションアームで、壁からの出っ張りはどれくらい違いますか?
薄型固定型(イーサプライ EEX-TVKA028)は壁からテレビ背面まで約9.5mm(約1cm)、チルト型(Amazonベーシック B09JWQH8XG ロープロファイル)は33mm(約3.3cm)、フルモーションアーム型(Amazonベーシック B09JWR8PG2)は格納時66mmから最大伸長時510mmまで変化します。「できるだけ壁にぴったり付けたい」なら固定型、「上下角度だけ調整したい」ならチルト型、「見る場所に向きを変えたい」ならアーム型という選び分けになります。
フルモーションアーム型を選ぶと、壁と家具の間にどれくらいスペースが必要ですか?
Amazonベーシック B09JWR8PG2(フルモーションアーム型)は最大伸長時に壁から510mm(51cm)まで張り出します。アームを動かす際にはテレビ本体の奥行きも加わるため、テレビが壁から70〜80cm前後まで出ることがあります。隣に家具がある場合や、テレビを引き出して見る用途では、設置前に動作範囲のスペースを確保する必要があります。

この記事はイーサプライ公式・Amazonベーシック取扱説明書の公称値を突き合わせたものです。実測値ではなく、設置環境・製造ロットにより差が出ることがあります。壁の構造(木造・コンクリート)や下地の有無によって設置できる金具が変わります。購入前に壁の材質と下地位置の確認をおすすめします。

この記事で比較した商品の実寸ページ

1点ずつの寸法をまとめたページです。