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ルーター収納ボックス奥行比較——外寸13.5〜27cmの4種で実質クリアランスを確認

公開: 2026年9月 / 寸法はすべて各商品ページ・メーカー公式の公称値(2026-09-06取得)

比較する4種

ルーター収納ボックスを選ぶとき、外寸の奥行だけ見て買うとルーターとケーブルが入らない失敗が起きる。問題は「実質クリアランス」で、ルーター本体の奥行に加えてLANケーブルと電源ケーブルを背面で曲げるための空間が必要になる。

LANケーブル(Cat5e/Cat6)の最小曲げ半径の目安は約25mm(エイム電子・業界施工基準)。ルーター背面でケーブルを直角に曲げる動作を1本あたり2箇所取ると、曲げだけで約50mm消費される。この数値と外寸奥行の差が「ルーター本体に使える実効奥行」になる。

結論だけ先に

  • 薄型にこだわりたい人(奥行13〜15cmのボックス)山善NRCB-37(内寸奥行11.5cm)とサンワサプライCB-BOXM1BK(外寸奥行14.5cm)は、薄型ルーター(奥行4cm以下)ならケーブルを背面解放・穴経由で出すことで収まる。奥行の深いルーターや太いケーブルが多い環境では厳しい
  • 一般的なルーターをケーブルごと収めたい人ぼん家具大(外寸奥行22cm)は実効奥行にゆとりがあり、奥行10〜15cm程度のルーターとケーブルを同時に収められる。背面ケーブル取り出し口あり
  • ルーターと電源タップをまとめて隠したい人サンワダイレクト200-CB030WM(外寸奥行27cm)は棚段が多く、ルーター・モデム・タップを分けて置ける。実効奥行の余裕が最も大きい

ARでの比較イメージ(箱で表示されます)

4種を公称寸法どおりの箱にして、横に並べました

3Dを準備中...

NRCB-37(外寸奥行13.5cm) CB-BOXM1BK(外寸奥行14.5cm) ぼん家具大(外寸奥行22cm) 200-CB030WM(外寸奥行27cm)

スマホで開くと「ARで部屋に置く」ボタンが出ます。箱はユーザー側で拡大縮小できない実寸固定です。 ※箱はサイズの目安を示すもので、実物の商品を3Dで再現したものではありません。

外寸奥行とLANケーブル曲げ半径から実効奥行を逆算する

外寸奥行と実効奥行(ルーター本体が使える奥行)— 1px ≈ 2mm
NRCB-37(山善) 外寸奥行13.5cm CB-BOXM1BK(サンワサプライ) 外寸奥行14.5cm ぼん家具 大 外寸奥行22cm 200-CB030WM(サンワダイレクト) 外寸奥行27cm ケーブル曲げ消費 約50mm目安 内寸11.5cm 実効≈6.5cm 外寸14.5cm(内寸非公表) 推算内寸≈12cm・実効≈7cm 外寸22cm(内寸非公表) 推算内寸≈20cm・実効≈15cm 外寸27cm(内寸非公表) 推算内寸≈25cm・実効≈20cm 外寸奥行 ケーブル曲げ消費(約50mm目安)
棒の長さ=外寸奥行。オレンジ帯はLANケーブル最小曲げ半径25mm×2本分(約50mm)の目安消費量。この帯を差し引いた残りが「ルーター本体に使える実効奥行」の目安になる。内寸は4台中NRCB-37のみ公称値あり(11.5cm)。他3台は外寸から壁厚を推算した参考値。曲げ半径はCat5e/Cat6施工基準(エイム電子株式会社 技術情報 2026-09-06参照)の目安であり、ケーブルの太さや配線ルートによって変わる。

LANケーブルの曲げ半径と実質クリアランスの関係

LANケーブル(Cat5e/Cat6)の施工上の最小曲げ半径の目安は約25mmとされている(配線工事の注意点として業界で周知されている数値)。ケーブルをルーター背面の端子に接続する際、端子の向き(多くは後ろ向きまたは横向き)によってケーブルを90〜180度曲げる必要がある。

曲げ1箇所あたり最低25mmを確保するとして、ルーター側の曲げとボックスの出口側の曲げで合計50mm程度が「ケーブルの曲げ」に消費される。外寸奥行13.5cmのNRCB-37(内寸11.5cm)では、曲げ消費50mmを引くと実効奥行は65mmほどになる。奥行65mm以下のルーターであれば収まる計算になるが、余裕はほぼない。

電源ケーブルもACアダプタ型のルーターでは同様に曲げが発生する。電源ケーブルの最小曲げ半径は製品によるが、25〜35mm程度を見ておくのが安全側の見積もりになる。LANと電源を同時に収める場合は、曲げ消費をさらに余裕を持って見積もる必要がある。

スペックの一覧表

項目NRCB-37
山善
CB-BOXM1BK
サンワサプライ
ぼん家具 大
ETC001540
200-CB030WM
サンワダイレクト
外寸 幅40.0cm40.0cm45.0cm48.0cm
外寸 奥行13.5cm14.5cm22.0cm27.0cm
外寸 高さ37.0cm46.0cm41.5cm83.0cm
内寸 奥行(公称)11.5cm非公表非公表非公表
推算実効奥行(目安)約6.5cm約7cm約15cm約20cm
背面ケーブル取り出し背面解放構造背面パネルあり(マグネット開閉)背面取り出し口あり背面開放設計
棚段数2段(上段・下段)1段(内部仕切りあり)1段+コンセント4段可動棚
材質スチール(エポキシ塗装)パーティクルボード+ポリ塩化ビニルプリント紙化粧繊維板パーティクルボード+プリント紙貼り
寸法出典山善ビズコム公式・Amazon商品ページ(2026-09-06取得)sanwa.co.jp公式スペックページ(2026-09-06取得)Amazon・gekikagu.com掲載公称値(2026-09-06取得)direct.sanwa.co.jp公式(2026-09-06取得)

寸法から言えること

1. 外寸奥行13.5〜14.5cmの2台は薄型ルーター専用と考える。山善NRCB-37の内寸奥行は公称11.5cm。LANケーブルの曲げ半径消費(約50mm目安)を引くと実効奥行は約65mmになる。一般的なWi-Fiルーターの奥行は40〜220mmと幅があり、奥行65mm以下の薄型機種なら収まるが、多くの縦置き型ルーター(奥行175〜215mm)は入らない。サンワサプライCB-BOXM1BKは外寸14.5cm・内寸非公表で、推算内寸は約12cm・実効奥行は約7cmとなる。

2. 外寸奥行22cmのぼん家具大は多くのルーターに対応できる。推算実効奥行は約15cm。奥行175mmのバッファロー WSR-5400AX6Sや奥行215mmのNEC WX3600HPの縦置き型は入らないが、横置き型(奥行40〜50mm)や外部アンテナ型(奥行40〜50mm)であれば余裕をもって収まる。背面ケーブル取り出し口があるため壁際に設置してもケーブルを後ろから出せる。

3. 外寸奥行27cmのサンワダイレクト200-CB030WMは推算実効奥行20cmで最も余裕がある。縦置き型ルーターの奥行175mm(バッファローWSR-5400AX6S)も背面開放設計でケーブルを出しやすく、実効奥行20cmに収まる計算になる。高さ83cmの4段棚になっており、ルーター・モデム・電源タップを段で分けて整理できる。

4. Wi-Fi電波への影響は木製・繊維板素材なら小さい。4台はいずれも木製・木目調素材で、Wi-Fiルーターを金属製ケースに収めたときのような電波遮断は起きにくい。メーカーもその点を訴求ポイントとしている。

商品リンク

山善 ケーブルボックス ルーター収納 NRCB-37(外寸奥行13.5cm・内寸奥行11.5cm公称)をAmazonで見る

サンワサプライ ルーター収納ボックス CB-BOXM1BK(外寸奥行14.5cm)をAmazonで見る

ぼん家具 ルーターボックス 大(外寸奥行22cm・背面取り出し口あり)をAmazonで見る

サンワダイレクト ルーター収納ボックス 200-CB030WM(外寸奥行27cm・4段棚)をAmazonで見る

よくある質問

ルーター収納ボックスの奥行は何cmあれば足りますか?
ルーター本体の奥行だけで選ぶと不足することがある。LANケーブルと電源ケーブルは背面で直角に曲げる必要があり、Cat5e/Cat6の最小曲げ半径目安25mmを1本あたり2箇所(ルーター側と出口側)で取ると約50mm分がケーブル曲げで消費される。外寸奥行13.5cm(内寸約11.5cm)の山善NRCB-37では、ルーター本体奥行40mm程度の機種を収めてもケーブル曲げの余裕はほぼゼロになる。外寸奥行22cm以上(ぼん家具大・サンワダイレクト200-CB030WM)であれば、多くのルーターとケーブルを無理なく収められる。
ルーター収納ボックスに背面ケーブル取り出し口がないとどうなりますか?
背面取り出し口がない場合、LANケーブルや電源ケーブルは前面または側面の開口から出すことになる。その際、ケーブルがボックス内で大きくUターンする必要が生じ、曲げ半径が厳しくなるほど実効奥行はさらに減少する。山善NRCB-37は背面解放構造のため背面からケーブルを直に出せる。ぼん家具大は背面ケーブル取り出し口があり壁付け設置でも配線しやすい。サンワサプライCB-BOXM1BKは背面パネルがマグネット開閉式で、配線作業中は全開できる。サンワダイレクト200-CB030WMは背面開放設計で棚段ごとにケーブルを整理できる。
ルーター収納ボックスはWi-Fiの電波に影響しますか?
木製(パーティクルボード・繊維板)素材のボックスはWi-Fi電波をほぼ通す。今回比較した4種はすべて木製または木目調プリント素材で、金属製の蓋やケースと異なり電波遮断の問題は起きにくい。ただしボックスの壁面が厚いほど多少の減衰が生じる可能性はある。金属製の収納ボックスや缶型ケースはWi-Fi電波を遮断・反射することがあるため、ルーター収納には適さない。

この記事は各商品ページおよびメーカー公式の公称寸法を突き合わせたものです。推算実効奥行は外寸から壁厚とケーブル曲げ消費量を概算した参考値で、実際の値はルーターの形状・ケーブルの太さ・配線ルートによって変わります。購入前にルーター本体の奥行と接続するケーブルの曲げ余裕を実測することをおすすめします。

この記事で比較した商品の実寸ページ

1点ずつの寸法・基準物との比較・FAQをまとめたページです。