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家庭用インクジェットプリンターの設置サイズ、棚の奥行に収まるか——収納時30cmが使用時50〜58cmになる理由

公開: 2026年8月 / 寸法はすべてメーカー公式スペックページの公称値(2026-08-30取得)

比較する4台

プリンターを棚に収めようとしたとき、「収納時の奥行30cmは棚に入る」と思って購入すると、実際に使うときに棚の手前へ大きくはみ出すことがある。収納時と使用時で奥行が変わる仕組みを、公称値で確認する。

結論だけ先に

  • 棚やラックにプリンターを収めたい人棚の奥行30cmで「入る」と判断するのは収納時だけ。使用時(トレイ展開)はエプソン機で50〜58cm必要になる。棚の外に飛び出す前提で設置場所を確保する
  • エプソンとキヤノンで迷っている人エプソンは公式が収納時・使用時の両方を公開しているので棚への収まりを事前に計算できる。キヤノンは収納時のみ公表で使用時奥行の公称値がない
  • 使用時奥行を最小にしたい人前面給紙のみのモデルを選ぶと背面側に余裕なしで設置できる。ただし背面スペースが不要な分、前面(手前)への展開は同様に必要になる

ARでの比較イメージ(箱で表示されます)

4台を公称寸法どおりの箱にして、横に並べました(収納時の寸法)

3Dを準備中...

EW-056A(エプソン) EW-456A(エプソン) TS5430(キヤノン) TS7530(キヤノン)

スマホで開くと「ARで部屋に置く」ボタンが出ます。箱の寸法は収納時(トレイ格納)の公称値です。使用時はこれより大幅に奥行が伸びます。
※箱はサイズの目安を示すもので、実物の外観を再現したものではありません。

収納時の奥行を同じ縮尺で見る

収納時(トレイ格納)の奥行比較 — 1px = 2mm
棚板奥行 30cm目安 40cm EW-056A(エプソン) 収納時 奥行30.0cm EW-456A(エプソン) 収納時 奥行30.0cm TS5430(キヤノン) 収納時 奥行31.5cm TS7530(キヤノン) 収納時 奥行35.0cm 30.0cm 30.0cm 31.5cm 35.0cm 4台とも「棚板奥行30〜40cm」の範囲に入る収納時サイズ
棒の長さ=収納時(トレイ格納)の奥行(公称値)。実線は棚板奥行30cm、破線は40cmの目安。

使用時の奥行を同じ縮尺で見る——棚の前に飛び出す量

使用時(トレイ展開)の奥行比較 — 1px = 2mm(エプソン2台のみ公式公表値)
棚板奥行30cm EW-056A(エプソン) 使用時 奥行50.4cm EW-456A(エプソン) 使用時 奥行57.8cm 50.4cm 棚前へ+20.4cm 57.8cm 棚前へ+27.8cm ■ 収納時(30cm) ■ 棚前への飛び出し分 キヤノンTS5430・TS7530の使用時奥行はメーカー公式に非公表
左側の塗り部分=収納時奥行(棚板30cmの目安)、右側(オレンジ)=トレイ展開で棚の手前に飛び出す量。合計が使用時に必要な奥行(50.4cm・57.8cm)になる。エプソン公式スペックページ公称値(2026-08-30取得)。

収納時の奥行はEW-056A・EW-456Aともに30.0cmになる。棚板奥行30〜40cmの棚に本体を置くことはできる。

使用時には前面の排紙トレイと背面の給紙トレイが展開する。EW-056Aは50.4cm、EW-456Aは57.8cmまで伸びる。棚板奥行30cmに置くと、棚の手前に20〜28cm飛び出す計算になる。

キヤノンのTS5430・TS7530はメーカー公式が使用時寸法を公開していない。同様に背面給紙トレイが展開するため、使用時の奥行は収納時より長くなる。

スペックの一覧表

項目EW-056A
エプソン
EW-456A
エプソン
TS5430
キヤノン
TS7530
キヤノン
幅39.0cm37.5cm40.3cm37.6cm
奥行(収納時)30.0cm30.0cm31.5cm35.0cm
高さ(収納時)14.6cm17.0cm14.8cm14.2cm
奥行(使用時)50.4cm57.8cm非公表非公表
高さ(使用時)27.9cm24.2cm非公表非公表
棚板奥行30cmからの飛び出し量+20.4cm+27.8cm算出不可算出不可
重量約4.0kg約4.3kg約6.3kg約6.3kg
自動両面印刷なしありなしあり
インク色数4色4色4色5色
寸法出典エプソン公式スペックページ(2026-08-30取得)エプソン公式スペックページ(2026-08-30取得)キヤノン公式スペックページ(収納時のみ。2026-08-30取得)キヤノン公式スペックページ(収納時のみ。2026-08-30取得)

寸法から言えること

1. 棚に「置ける」と「使える」は別の問いになる。4台とも収納時の奥行は30〜35cmで、一般的な棚板奥行の範囲に入る。しかし使用時にはトレイが前後に展開する。エプソン機では使用時奥行が50〜58cmに達するため、棚板の前に20〜28cmの空きが必要になる。

2. 前面排紙が飛び出す方向の問題。A4インクジェット複合機の多くは、前面から用紙が出てくる前面排紙方式を採る。印刷中は棚の手前に排紙トレイが展開するため、棚の奥行よりも「棚の手前に何cmの余裕があるか」が設置の判断基準になる。

3. エプソンは使用時奥行を公表、キヤノンは非公表。EW-056AとEW-456Aはエプソン公式スペックページに収納時・使用時の両方が記載されている。TS5430とTS7530はキヤノン公式スペックページに収納時のみで、使用時の公称値が見つからない。棚への収まりを事前に計算したい場合はエプソン機のほうが判断しやすい。

4. A4用紙との比較。A4用紙は縦29.7cm×横21.0cm。収納時の奥行(30〜35cm)はA4縦とほぼ同寸で、使用時の奥行(50〜58cm)はA4縦2枚弱に相当する。「A4用紙を縦に2枚並べた奥行き」が使用時の目安になる。

この組み合わせを選ぶとき

棚の奥行が40cm前後で手前に余裕が取れる人には4台いずれも置ける。使用中は棚の前方にトレイが展開するため、引き出しや扉と干渉しない場所に設置する。

棚の手前スペースが限られる人はEW-056AかEW-456Aを選ぶ。エプソンは使用時奥行を公表しているため、設置場所の検討に使える数値が手に入る。EW-056Aは使用時50.4cmで4台中最もコンパクトになる。

自動両面印刷が必要な人はEW-456AかTS7530を選ぶ。両面印刷対応かどうかは使用時の高さ方向(ローラーへの給紙スペース)にも影響する。

商品リンク

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よくある質問

プリンターを奥行30cmの棚に置けますか?
本体を置くことはできるが使用時には棚の手前に飛び出す。エプソンEW-056Aは使用時50.4cm、EW-456Aは57.8cmになる。棚板奥行30cmに置くと前面に20〜28cm飛び出すため、棚の手前にその分の空きが必要になる。
プリンターの「収納時」と「使用時」の奥行の差はどれくらいですか?
エプソン機種では差が20〜28cmになる。EW-056Aは収納時30.0cm→使用時50.4cm(差20.4cm)、EW-456Aは収納時30.0cm→使用時57.8cm(差27.8cm)。前面排紙トレイと背面給紙トレイの両方が展開するため、奥行が大きく伸びる。
前面給紙と背面給紙でプリンターの設置奥行はどう変わりますか?
前面から用紙が出てくる前面排紙方式は棚の手前へトレイが展開する。棚に収める場合は「棚板奥行+棚前の空き」の合計が使用時奥行(50〜58cm)以上あることを確認する。棚板が深くても、棚の前方にスペースがないと使用中に不便が生じる。

この記事はメーカー公式スペックページおよびキヤノン公式FAQページの公称寸法を突き合わせたものです。実測値ではなく、設置環境・製造ロットにより差が出ることがあります。購入前にお部屋の実測をおすすめします。

この記事で比較した商品の実寸ページ

1点ずつの寸法・基準物との比較・FAQをまとめたページです。