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炊飯器3合と5.5合の設置寸法、蒸気スペース込みでレンジ台・カップボードに入るか

公開: 2026年8月 / 寸法はすべてメーカー公式サイト掲載の公称値(2026-08-19取得)

比較する4モデル

炊飯器を「3合にするか5.5合にするか」で選ぶとき、置き場所に入るかどうかを左右するのは幅・奥行・高さの本体寸法と蓋を開けたときの高さの4つになる。さらに炊飯器は加熱中に蒸気を出すため、天面に10cm以上の空きスペース(蒸気スペース)が必要になる(目安。各社で異なる)。本体の高さ20cmに蒸気スペース10cmを加えると、実質30cm以上の縦空間が必要になる計算で、これがカップボード内への設置の制約になる。象印・パナソニックの代表的な4モデル(3合2台・5.5合2台)の公称値を同縮尺で比較した。

結論だけ先に

  • 「3合と5.5合でどれくらいサイズが違うか知りたい人」象印では幅+3cm・奥行+4.5cm・高さ+2cm。パナソニックでは幅+3.4cm・奥行+8.1cm・高さはほぼ同じ(+0.2cm)。奥行の増加が最も大きく、レンジ台の棚板奥行との適合確認が先決になる
  • 「カップボードの棚内に置いて蓋が当たらないか確認したい人」蓋開き時の高さは3合で約37〜38cm・5.5合で約40〜42cm(各公称値)。棚板内寸(高さ)が蓋開き高さを下回る場合、炊飯中に蓋が棚板に当たる可能性がある。購入前に棚の内寸を実測することを推奨する
  • 「蒸気スペースの目安を知りたい人」各社の設置基準では天面に10〜20cm以上の空間が必要とされる(目安・各社で異なる。取扱説明書で確認を)。本体高さ20cmに蒸気スペース10cmを足すと最低30cmの縦空間が目安になる

幅と奥行を比較する

炊飯器をレンジ台や棚に置く場合、幅と奥行の両方が収まるかを確認する必要がある。幅はレンジ台の天板幅(一般的に45〜60cm程度)に対して余裕が出やすいが、奥行はレンジ台の棚板奥行(35〜46cm前後が多い)に対して5.5合モデルが収まらないケースがある。パナソニック5.5合(SR-MB101)の奥行35.1cmは、棚板奥行35.5cmのレンジ台(山善GRW-41R)にぎりぎり収まるが、棚板奥行が35cm未満の場合ははみ出す可能性がある。

幅と奥行の比較 — 1px = 2mm / 同縮尺
幅(レンジ台・棚の幅方向に必要なスペース) 象印 NL-BY05(3合) 23.5cm 象印 NL-DT10(5.5合) 26.5cm パナソニック SR-MZ051(3合) 22.5cm パナソニック SR-MB101(5.5合) 25.9cm 奥行(棚板奥行との適合が重要) 棚板奥行 目安36cm 32.5cm 37.0cm 27.0cm ↑はみ出し注意 35.1cm 象印3合 象印5.5合 パナ3合 パナ5.5合
棒の長さが幅・奥行の実寸比率(同縮尺)。参照線36cmはレンジ台棚板の一般的な目安(機種によって異なる)。象印5.5合は奥行37cmで参照線を超える。パナソニック5.5合は35.1cmで参照線に近い。寸法はすべてメーカー公式サイト掲載の公称値(2026-08-19取得)。

高さと蒸気スペースを比較する

炊飯器の本体高さは3合・5.5合ともに19〜22cm程度だが、置き場所を決める際に本体高さより重要になるのが蒸気スペースだ。炊飯中に蒸気口から高温の蒸気が噴出するため、天面には各社が取扱説明書に「10cm以上」「20cm以上」と記載している空間が必要になる(目安・各社で異なる。取扱説明書で確認を)。本体高さ20cmに蒸気スペース10cmを加えると、棚板内寸(高さ)が30cm以上あるかどうかが実質的な判断基準になる。

本体高さ+蒸気スペース目安(積み上げ) — 1px = 2mm / 同縮尺
棚板内寸 目安35cm 本体 19.5cm 蒸気 10cm 計29.5cm 象印 3合 本体 21.5cm 蒸気 10cm 計31.5cm 象印 5.5合 本体 19.5cm 蒸気 10cm 計29.5cm パナ 3合 本体 19.7cm 蒸気 10cm 計29.7cm パナ 5.5合 本体高さ(実線) 蒸気スペース目安10cm(破線) ※蒸気スペースの必要量はメーカー・機種により異なる(10〜20cm以上)。取扱説明書で確認を。
実線が本体高さ、破線が蒸気スペース目安10cmの積み上げ。参照線35cmは一般的なカップボード棚板内寸の目安(機種により異なる)。蒸気スペースを含めると3合でも約30cmの縦空間が必要になる。

蓋開き時の高さを比較する

カップボードの棚内や棚下に炊飯器を置く場合、蓋を開けたときの高さが棚板に当たるかどうかが焦点になる。蓋を開ける空間が確保できない場合、米を計量して入れることも、炊き上がった後によそうことも難しくなる。3合モデルの蓋開き高さは36.5〜37.8cm・5.5合モデルは39.8〜41.5cmになる。蓋開き高さは蒸気スペースより大きいため、カップボード内に設置する場合は蓋開き高さで確認するのが確実な方法になる。

蓋開き時の高さ比較 — 1px = 2mm / 同縮尺
棚板内寸 目安40cm 象印 NL-BY05(3合) 36.5cm 象印 NL-DT10(5.5合) 41.5cm パナソニック SR-MZ051(3合) 37.8cm パナソニック SR-MB101(5.5合) 39.8cm ※棚板内寸の目安はカップボードの仕様により大きく異なる。購入前に実測を推奨。 ※オレンジ色の部分は参照線40cmを超えている箇所。象印5.5合の蓋開き41.5cmは棚板内寸40cmを超える。
棒の長さが蓋開き時の高さの実寸比率。破線はカップボード棚板内寸の一般的な目安(40cm)で、機種により大きく異なる。象印5.5合(NL-DT10)の蓋開き41.5cmは参照線を1.5cm超え、棚板に当たる可能性がある。寸法はすべてメーカー公式サイト掲載の公称値(2026-08-19取得)。

スペック一覧表

項目象印 NL-BY05(3合)象印 NL-DT10(5.5合)パナソニック SR-MZ051(3合)パナソニック SR-MB101(5.5合)
容量3合(0.54L)5.5合(1.0L)3合(0.54L)5.5合(1.0L)
幅(公称)235mm(23.5cm)265mm(26.5cm)225mm(22.5cm)259mm(25.9cm)
奥行(公称)325mm(32.5cm)370mm(37.0cm)270mm(27.0cm)351mm(35.1cm)
高さ(公称)195mm(19.5cm)215mm(21.5cm)195mm(19.5cm)197mm(19.7cm)
蓋開き時の高さ365mm(36.5cm)415mm(41.5cm)378mm(37.8cm)398mm(39.8cm)
3合比 幅差—(基準)+30mm(+3.0cm)—(基準)+34mm(+3.4cm)
3合比 奥行差—(基準)+45mm(+4.5cm)—(基準)+81mm(+8.1cm)
3合比 蓋開き差—(基準)+50mm(+5.0cm)—(基準)+20mm(+2.0cm)
加熱方式マイコンマイコンマイコンマイコン
寸法取得元象印公式(2026-08-19)象印公式(2026-08-19)パナソニック公式(2026-08-19)パナソニック公式(2026-08-19)

各公称値は約値を含む。蒸気スペースの必要量はメーカー・機種により異なる(10〜20cm以上。各社の取扱説明書で確認を)。設置の可否は必ず実測で確認してください。

寸法から言えること

1. 3合と5.5合の奥行き差がレンジ台適合の分かれ目になる。象印では奥行が3合32.5cmから5.5合37.0cmへ+4.5cm、パナソニックでは3合27.0cmから5.5合35.1cmへ+8.1cm増える。パナソニック5.5合の奥行35.1cmは、棚板奥行35.5cmのレンジ台(山善GRW-41R)にぎりぎりで、一般的なレンジ台の棚板奥行(35〜46cm)の下限に近い。棚板奥行を事前に実測することが確実な判断になる。

2. 高さは3合と5.5合でほぼ変わらないメーカーがある。パナソニックの3合(SR-MZ051)と5.5合(SR-MB101)の本体高さ差は0.2cm(197mm vs 195mm)しかない。容量を3合から5.5合に増やしても高さがほぼ変わらない設計の場合、高さ方向の制約(蒸気スペース・蓋開き)は容量に依存しない。

3. 蒸気スペースの10cmは必要最低限の目安。各社の取扱説明書には天面に10〜20cm以上の空間を確保するよう記載されている(機種により異なる)。10cmを目安とした場合、本体高さ20cmの炊飯器には30cm以上の棚板内寸(高さ)が必要になる。カップボードの棚板内寸が30cm未満の場合は注意が必要になる。

4. カップボード内への設置判断は蓋開き高さで行う。蓋を開けたときの高さは蒸気スペースより大きく、3合で37〜38cm・5.5合で40〜42cmになる。棚板内寸(高さ)がこの数値以下の場合、炊飯器の蓋が棚板に当たる可能性がある。蓋を開けるために炊飯器を棚から引き出す必要があるかどうかも、設置前に確認する必要がある。

よくある質問

炊飯器3合の外形寸法はどれくらい?
マイコン式3合炊飯器の外形寸法は機種により異なる。象印NL-BY05は幅23.5×奥行32.5×高さ19.5cm、パナソニックSR-MZ051は幅22.5×奥行27.0×高さ19.5cm(各社公式サイト掲載の公称値)。設置にはさらに天面に蒸気スペース(目安10cm以上)が必要です。
炊飯器3合と5.5合のサイズはどれくらい違う?
象印の3合→5.5合で幅+3cm・奥行+4.5cm・高さ+2cm。パナソニックの3合→5.5合で幅+3.4cm・奥行+8.1cm・高さ+0.2cm(ほぼ同じ)。奥行の増加が最も大きく、レンジ台の棚板奥行との適合確認が先決になります。購入前に棚板奥行を実測することを推奨します。
炊飯器をカップボードの棚内に置くとき蓋が当たらないか?
蓋を開けたときの高さは、象印NL-BY05(3合)で36.5cm、象印NL-DT10(5.5合)で41.5cm、パナソニックSR-MZ051(3合)で37.8cm、パナソニックSR-MB101(5.5合)で39.8cm(各社公式値)。棚板の内寸(高さ)がこの数値を下回る場合、蓋が棚板に当たる可能性があります。購入前に必ず実測してください。

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