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1kWhクラスのポータブル電源4台は車に積めるか——奥行とトランク開口・重量の2軸で仕分ける
比較する4モデル
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Jackery(ジャクリー)
ポータブル電源 1000 New(JE-1000D)
327 × 224 × 247mm(並び順の明記なし) / 10.8kg / 1070Wh
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Anker(アンカー)
Solix C1000 Gen 2(A1763)
約384 × 208 × 244mm(幅×奥行×高さ) / 約11.3kg / 1024Wh
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EcoFlow(エコフロー)
DELTA 3 Plus
398 × 202 × 284mm(並び順の明記なし) / 約12.5kg / 1024Wh
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BLUETTI(ブルーティ)
AC180
340 × 247 × 317mm(並び順の明記なし) / 約16.4kg / 1152Wh
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ポータブル電源を選ぶとき「車に積めるか」「持ち運べるか」という問いは、外形寸法と重量の2軸で決まる。1kWhクラスは軽自動車のトランク開口(短辺1000mm前後)に対して外形寸法はどれも余裕で収まる。問題は重量で、4台すべてが10kg超——どれも両手作業になる。奥行は202〜247mmに収まっており、車種を問わず積載の障壁は重量側にある。Jackery・Anker・EcoFlow・BLUETTIの4台の公称値を2軸で比較した。
※ Jackery・EcoFlow・BLUETTIの3台は公式サイトに寸法の並び順の明記がない。公式表記は Jackery: 327×224×247mm、EcoFlow: 398×202×284mm、BLUETTI: 340×247×317mm(各社2026-09-23取得)。Anker Solix C1000 Gen 2のみ幅×奥行×高さ(約384×208×244mm)と明記あり。本記事の表・図の奥行はAnkerの公称奥行(208mm)を使用している。他3台の奥行は公式の3辺表記からの読み値で、各社の並び順の明記がないため実際の奥行と異なる可能性がある。設置・積載前にメーカーへ確認を。
結論だけ先に
- 「軽自動車(N-BOX)に積めるか確認したい人」外形は問題なし。N-BOXの荷室開口高さ1120mmに対して4台の最大高さは317mm(BLUETTI AC180)。本体外形の制約は発生しない。ネックは重量で、10.8〜16.4kgは全台が両手持ちになる。腰への負荷が気になる場合は折りたたみ台車の併用を検討する
- 「奥行が小さいモデルを探している人」4台中奥行が最も浅いのはEcoFlow DELTA 3 Plus(202mm)。次にAnker Solix C1000 Gen 2(208mm)・Jackery 1000 New(224mm)・BLUETTI AC180(247mm)の順になる(並び順の明記なしの3台は確認要)
- 「できるだけ軽いモデルを探している人」4台の中では Jackery 1000 New が10.8kgで最軽量。ただし1kWhクラス全体として10kg台は避けられない。持ち運びの頻度が高い場合は500Wh前後のクラスも選択肢に入れると良い
奥行を比較する(2Lペットボトル・トランク開口との対比)
ポータブル電源の「奥行」は本体をトランクに横置きするときの前後方向の出っ張りを決める。4台の奥行は202〜247mmで、2Lペットボトル(高さ約210mm)とほぼ同じか、BLUETTI AC180はそれより3.5cm深い程度だ。一方、国産車4車種のトランク開口の短辺は1000mm(ヤリス)〜1265mm(シエンタ)で、外形寸法はいずれの車種でも余裕で収まる。下の図は4台の奥行を同縮尺で並べたもので、右端の2Lペットボトル(210mm)を目安として示している。
重量を比較する(重量順の並び)
重量は「積み下ろしを何人でやるか」を決める軸になる。1kWhクラス4台の重量は10.8kg〜16.4kgで、全台が一般的な片手持ちの目安(5〜6kg)を大きく超える。最軽量のJackery 1000 New(10.8kg)とEcoFlow DELTA 3 Plus(12.5kg)は1人で両手持ちすることが多い。BLUETTI AC180(16.4kg)は荷物用台車との組み合わせが現実的になる。下の図は4台を重量順に並べた縦棒図で、10kgラインを参照として示している。
スペック一覧表
| 項目 | Jackery 1000 New (JE-1000D) | Anker Solix C1000 Gen 2 (A1763) | EcoFlow DELTA 3 Plus | BLUETTI AC180 |
|---|---|---|---|---|
| 容量 | 1070Wh | 1024Wh | 1024Wh | 1152Wh |
| 公式表記寸法 | 327×224×247mm (並び順の明記なし) | 約384×208×244mm (幅×奥行×高さ) | 398×202×284mm (並び順の明記なし) | 340×247×317mm (並び順の明記なし) |
| 奥行(公称・参照値) | 224mm(22.4cm) | 208mm(20.8cm) | 202mm(20.2cm) | 247mm(24.7cm) |
| 重量 | 10.8kg | 約11.3kg | 約12.5kg | 約16.4kg |
| 3辺の最大値(参照) | 327mm | 約384mm | 398mm | 340mm |
| 3辺の最小値(参照) | 224mm | 208mm | 202mm | 247mm |
| ASIN | B0D3HJM175 | B0FK9YH385 | B0DB5WRJWN | B0BZZ616G2 |
| 寸法取得元 | jackery.jp(2026-09-23) | ankerjapan.com(2026-09-23) | jp.ecoflow.com(2026-09-23) | bluetti.jp(2026-09-23) |
Jackery・EcoFlow・BLUETTIの3台は公式サイトに寸法の並び順の明記がない。上記「奥行(公称・参照値)」は公式の3辺表記からの読み値で、実際の奥行と異なる可能性がある。Anker Solix C1000 Gen 2のみ幅×奥行×高さ(公式明記)。3辺の最大・最小は3辺の数字の最大値・最小値をそのまま掲載しており、幅・奥行・高さの特定は各社に確認を。
車への積み込みを判断するためのトランク開口寸法は 搬入の基準物——通路幅と荷室サイズ にまとめている。N-BOX(荷室開口高さ1120mm)・ヤリス(1000mm)・シエンタ(1265mm)・ノア(1100mm)の4車種。4台のポータブル電源の最大外形でも500mm以下であり、いずれの車種の荷室開口も余裕で通過できる。
寸法から言えること
1. トランク開口に対して外形は問題にならない。今回の4台の外形は最大でもBLUETTI AC180の398mm(EcoFlowの公式表記の最大値を参考にするとEcoFlowが398mm、BLUETTI 340mmが次)程度だ。軽自動車ヤリスのトランク開口の短辺1000mmと比較しても550mm以上余裕がある。「車に積めるか」の問いに対して外形寸法の制約は実質ゼロで、問題は次の重量だ。
2. 重量が「積み下ろしを1人でできるか」を決める。Jackery 1000 New(10.8kg)は4台の中で最軽量だが、10kgのダンベルを地面に下ろす動作に近い。EcoFlow DELTA 3 Plus(12.5kg)・BLUETTI AC180(16.4kg)になると、腰の負担を考えると台車の使用か2人以上での作業が現実的になる。頻繁に車に積み下ろしする使い方(車中泊・イベント出店・防災持ち出し)では重量を軽視しない方がよい。
3. 奥行の差は最大45mmで、積載スペースへの影響は小さい。奥行の最小はEcoFlow DELTA 3 Plus(202mm)、最大はBLUETTI AC180(247mm)で差は45mm(4.5cm)。2Lペットボトル1本分にも満たない。荷室内の縦横の配置を決めるには3辺全体を使う必要があり、奥行だけで選ぶ理由は薄い。ただし寸法の並び順を明記している機種がAnkerのみである点は留意が必要で、他3台は積載前にメーカーの正確な3辺を確認するとよい。
4. 容量(Wh)は外形と一致しない。容量Whは電力量(はたらきの寸法)であって本体外形ではない。最大容量のBLUETTI AC180(1152Wh)の最大外形は340mm程度だが、最小容量のJackery 1000 New(1070Wh)の最大外形は327mmとほぼ同じだ。一方、EcoFlow DELTA 3 Plus(1024Wh)は3辺の最大値が398mmと今回の4台の中で最も大きい。「容量が大きいほど大きい」とはならないため、外形寸法は必ず個別に確認する必要がある。
よくある質問
- ポータブル電源をN-BOXのトランクに積めますか?
- 外形寸法の面では問題なく積める。N-BOX(JF3/JF4・2023年型)の荷室開口高さは公称1120mmで、今回比較した4台の最大高さはBLUETTI AC180の317mm(31.7cm)。開口高さとの差は800mm以上あり、高さ方向の制約は発生しない。ネックは重量で、10.8〜16.4kgは全台が両手持ちになる。腰への負荷が気になる場合は折りたたみ台車の使用を検討するとよい(各社公式 2026-09-23取得)。
- ポータブル電源の重さは何kgから「重い」と感じますか?
- 一般に「片手で持てる目安」は5〜6kg程度とされる。今回比較した1kWhクラスの4台は最軽量のJackery 1000 New(10.8kg)でも10kgを超えており、全台が両手で持つ重さになる。BLUETTI AC180は16.4kgで、人によっては引きずる動作が現実的になる。移動が多い用途では取っ手の形状・台車の有無も合わせて確認するとよい(各社公式 2026-09-23取得)。
- ポータブル電源の容量(Wh)と外形サイズは比例しますか?
- 容量Whは電力量(はたらきの寸法)で、外形寸法とは直接比例しない。今回の4台では最大容量1152WhのBLUETTI AC180の3辺最大値は340mmだが、容量1024WhのEcoFlow DELTA 3 Plusの3辺最大値は398mmと今回最大になる。外形寸法の判断には容量Whではなく各社公称の外形寸法を使う(各社公式 2026-09-23取得)。
車への搬入・積み込みの基準寸法(トランク開口・廊下幅・エレベーター寸法)については、こちらの記事で解説しています。
→ 大型家具・家電を買う前に測るべき通路幅と荷室サイズ——家・マンション廊下・エレベーターかご寸法と車4車種の荷室開口を実寸で確認
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