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イベント出店の値札まわり、前日に気づいても間に合わないものから順に揃える
イベントやマルシェの準備で一番高くつく失敗は、良くないものを買うことではなく、 前日に「無い」と気づくことです。
作品は手元で完成させられます。徹夜すればいい。 でも値札まわりの道具は通販で届くのを待つしかなく、前日ではもう間に合いません。
だからこの記事は「どれがおすすめか」の順ではなく、 気づいてから使えるようになるまでの時間が長い順に並べます。 上から順に手配すれば、前日に詰む物が残りません。
1. 一番先に決める:値札の種類(作品と突き合わせが要るから)
値札には貼るタイプと吊るすタイプがあり、どちらが要るかは作品側で決まります。
- 穴も紐も無い作品(リング・ピアス)→ 貼るタイプ(粘着つきの紙タグ)
- 紐を通せる作品(ネックレス・ブレスレット・布もの)→ 吊るすタイプ(糸付き下げ札)
これを最初に置いたのは、届いてから「作品に付かない」と分かると、 注文からやり直しになるからです。選び方とサイズの実測は 別の記事に全部書いたので、ここでは結論だけ再掲します。
| 項目 | 貼るタイプ(クラフト紙タグ) | 吊るすタイプ(糸付き下げ札) |
|---|---|---|
| サイズ | 60mm × 12mm | 26mm × 14mm |
| 入数 | 100枚 | 100枚 |
どっちも作っているなら、先に吊るすタイプ。貼るタイプは代用が効きますが、逆は効きません。
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2. 同時に注文する:回転ゴム印とスタンプ台(単体では機能しないから)
値札を注文した手で、同じカートに入れるのがこの2つです。
| 項目 | 回転ゴム印 | スタンプ台 |
|---|---|---|
| 仕様 | 3号 / 印面 約28mm × 6mm / 6連 / 明朝体 | 中形・黒 |
理由は2つあります。
1つ目、ゴム印は本体だけでは1枚も押せません。インクが入っていないので、 スタンプ台が別便で届くまで、値札の山は手つかずのままです。
2つ目、札とゴム印はサイズの相性があります。横26mmの下げ札に6桁の印面28mmは乗りません。 札とゴム印を別々の日に買うと、この突き合わせを2回に分けてやることになり、 どちらかが届いた時点で手遅れ、が起きます。押し方と桁数の逃がし方は 別記事にまとめました。
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3. 忘れられがちな脇役:安全ピン
布ものやブローチの台紙固定に使います。紙タグが吊るせない作品があるなら必要です。
| サイズ | 20mm / 100本 |
|---|---|
| 素材 | 真鍮(ゴールド) |
真鍮なので、シルバー系の作品と並べると色が浮きます。見えない位置で使う前提なら問題ありません。 100本入りで単価が問題になる物ではないので、値札と同じカートに入れておく枠です。
4. 対面販売だけ必要:リングスタンド
通販だけなら不要、対面で並べるなら必要になるのが什器です。リングならスタンド1つで様になります。
| サイズ | 200 × 255 × 100mm / 約330g |
|---|---|
| 素材 | 木材 + フランネル / リング約50個 |
木材とフランネルの製品なので、開封時のにおいに当たり外れが出がちです。 実物で確認した個体は、数センチまで顔を寄せて初めて分かる程度でした。 においの強さは個体差と読んでいます。
これを納期の話に接続すると、スタンドだけは「届いてすぐ使える」と思わないほうがいい、になります。 強い個体を引いた場合、陰干しで抜くか返品するかの判断時間が要るので、 出店が決まった時点で先に買っておく枠です。前日に開封して臭かったら、打てる手がありません。
5. 前日にやることを「押すだけ」まで減らしておく
ここまでを出店決定の週に済ませておくと、前日にやる作業はこれだけになります。
- 値札に価格を押す(回転ゴム印。桁を合わせて、最初の1枚は捨て押し)
- 押した札を乾かしてから作品に付ける
- 予備の札・安全ピンを袋に入れる(当日の値下げ・付け直し用)
- スタンドと道具一式を梱包
逆に、この時点で「あと1つ足りない」が発覚すると、代替は手書きしかありません。 100枚手書きは1時間仕事で、字は揃わず、書き間違えます。それを避けるための、この並び順です。
まとめ:買う順番は「届くまでの時間 × 失敗したときのやり直し幅」
- 値札の種類決めが最初。作品と合わないと注文からやり直しになる
- ゴム印とスタンプ台は値札と同じカートで。単体では機能しない組で、別々に買うと片方が無駄になる
- スタンドは一番早く買う。個体差の確認に時間の余裕が要る
- 前日の作業を「押して、付けて、詰める」だけまで減らせたら、準備は終わっている