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学校の机・椅子は身長何cmでどの号数?JIS S 1021(新JIS)1〜6号の天板高さ・座面高と適合身長

公開: 2026年9月 / 寸法はJIS S 1021:2021(jis.eomec.com 2026-09-20確認)

結論だけ先に

  • 号数と身長の対応を知りたい人1号(96〜109cm)・2号(109〜121cm)・3号(121〜134cm)・4号(134〜146cm)・5号(146〜159cm)・6号(159cm〜)の6区分。小学1〜2年(身長110〜125cm前後)は2〜3号、中学生(145〜160cm前後)は5〜6号が目安。
  • 天板高さと座面高を確認したい人机の天板高は46cm(1号)から76cm(6号)まで6cm刻み。椅子の座面高は26cm(1号)から46cm(6号)まで4cm刻み。差尺(天板高−座面高)は全号数で20cm一定。
  • 旧JISと新JISで号数が変わったか気になる人変わっている。旧JIS(1993年版)は「1号=最も高い」、新JIS(2021年改正)は「1号=最も低い」に逆転した。号数だけで話すと新旧どちらを指すか分からない。

号数と寸法の一覧表

号数適合身長机 天板高椅子 座面高差尺学年目安
1号96〜109cm46cm(460mm)26cm(260mm)20cm幼稚園・小1前後
2号109〜121cm52cm(520mm)30cm(300mm)20cm小1〜小2前後
3号121〜134cm58cm(580mm)34cm(340mm)20cm小3〜小4前後
4号134〜146cm64cm(640mm)38cm(380mm)20cm小5〜小6前後
5号146〜159cm70cm(700mm)42cm(420mm)20cm中学生前後
6号159cm〜76cm(760mm)46cm(460mm)20cm高校生前後

出典: JIS S 1021:2021 学校用家具——小・中・高等学校用の机及びいすの仕様(jis.eomec.com 2026-09-20確認)。学年目安は文部科学省学校保健統計調査の身長中央値を参照した目安であり、個人差がある。

机の天板高を同縮尺で見る

机の天板高 — 1号(46cm)〜6号(76cm)を同縮尺で比較
デスク一般高72cm 1号 46cm 96〜109cm 2号 52cm 109〜121cm 3号 58cm 121〜134cm 4号 64cm 134〜146cm 5号 70cm 146〜159cm 6号 76cm 159cm〜
同じ縮尺(1mm=0.40px)。破線=デスク一般高72cmの参照線。5・6号は一般的なデスク高(72cm)に近づく。

椅子の座面高を同縮尺で見る

椅子の座面高 — 1号(26cm)〜6号(46cm)を同縮尺で比較
一般的な椅子座面高41cm 1号 26cm 96〜109cm 2号 30cm 109〜121cm 3号 34cm 121〜134cm 4号 38cm 134〜146cm 5号 42cm 146〜159cm 6号 46cm 159cm〜
同じ縮尺(1mm=0.80px)。破線=一般的な椅子座面高41cmの参照線。5号(42cm)・6号(46cm)は一般オフィスチェアの座面高に近い範囲になる。

旧JISと新JISの号数の逆転

2021年のJIS S 1021改正で号数の方向が逆転した。旧JIS(1993年版)は5号数で、1号が最も高い机(身長が高い子向け)を指していた。新JIS(2021年改正)は6号数に増え、1号が最も低い机(身長96〜109cm)を指す。

号数だけで話すと新旧どちらの基準かで意味が変わる。学校現場では旧JISで揃えたものと新JISのものが混在することがある。号数の数字が大きい方が高い机・椅子、というのが新JISの覚え方になる。

旧JIS(1993年版)5号数天板高新JIS(2021年版)6号数天板高
1号(最高)76cm6号(最高)76cm
2号70cm5号70cm
3号64cm4号64cm
4号57cm(※)3号58cm
5号(最低)52cm2号52cm
—(旧JISに1号相当なし)—1号(最低・新設)46cm

※旧JIS 4号は570mmで、新JIS 3号(580mm)と10mm異なる。他の号数は旧JIS1号=新JIS6号、旧2号=新5号、旧3号=新4号、旧5号=新2号の対応になる。新JISで1号(460mm)が追加された点が最大の変更。出典: JIS S 1021:2021(jis.eomec.com 2026-09-20確認)。

差尺(机高−椅子高)が一定な理由

机の天板高と椅子の座面高の差(差尺)は、全号数で200mm(20cm)一定に設計されている。座った姿勢で肘を机面に乗せるとき、上腕が垂直に近い状態で肘が机面より少し高い位置になるのが、疲れにくい基準として設定されている寸法になる。

仕様を突き合わせると、1号(机46cm−椅子26cm=20cm)・3号(58cm−38cm=20cm)・6号(76cm−46cm=30cm)と全号数で差尺200mmになる。この差尺が一定なので、机と椅子は必ず同号数を使うことが前提になっている。机を3号にして椅子を4号にすると差尺が16cmになり、姿勢がずれる。

よくある質問

小学1年生(身長115cm前後)は何号ですか?
身長115cmは2号(109〜121cm)の範囲に入るので、机は天板高52cm・椅子は座面高30cmになる。ただし身長は個人差が大きく、入学時から6年間で30cm以上伸びることもある。
中学生(身長150cm前後)は何号ですか?
身長150cmは5号(146〜159cm)の範囲に入るので、机は天板高70cm・椅子は座面高42cmになる。一般オフィスチェアの座面高(40〜43cm)に近い高さになる。
家庭の学習机に号数の概念はありますか?
一般の学習机は学校向けJIS S 1021の号数とは別物になる。市販の学習机は天板高が固定(多くは70〜72cm)または高さ調節機能付きが主流で、号数表示はしていない。身長に合わせて調節できるかを製品仕様で確認する。学習机のサイズ比較記事も参考にどうぞ。