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ベッドフレームの内寸とマットレスの外寸の測り方——合う・入らないを確認する手順

公開: 2026年9月 / マットレスのサイズは日本の業界慣行値(各社公称値より確認、2026-09-20取得)。JIS S 1102(ベッド用ベース)の内法規定も参照。各社で数mm〜数cmの差あり。

結論だけ先に

  • フレームとマットレスが合うか事前に確認したい人フレームの「内寸幅」とマットレスの「外寸幅」を照合する。外寸同士を比べると必ずズレる。フレームの内寸はカタログの「マットレス対応サイズ」欄か、桟の内側から内側を実測で確認する。
  • 「シングル同士だから大丈夫」と思っている人シングルはメーカーが任意につける名称で、内寸が製品ごとに異なる。マットレス幅97cmに対してフレーム内寸が95cmなら入らない。数値で照合する。
  • 隙間が気になる人隙間(内寸幅 − 外寸幅)は両側合計で0〜4cm が一般的な許容範囲。5cm 以上になるとズレやすい。0cm 以下はそもそも入らない。
  • 手元にフレームがある人桟の内側(フレームの側面内壁)から反対側の内壁までメジャーを当てる。桟の上面に当ててはいけない。幅方向と長さ方向の2か所を測る。

測るのは「外寸」と「内寸」の2か所

ベッドフレームとマットレスのサイズを照合するとき、測る場所は2か所だ。マットレスの「外寸(幅×長さ)」と、フレームの「内寸(内法の幅×長さ)」を別々に確認して差を計算する。

混同されやすいのはフレームの外寸とマットレスの外寸を比べてしまうケースだ。フレームの外寸にはフレーム材の厚さ(桟の幅)が含まれるため、マットレスが収まる空間(内寸)は外寸より必ず狭くなる。フレームの桟が両側に各2〜5cm程度あるので、外寸より内寸は合計4〜10cm程度小さくなる。

フレームの内寸・外寸とマットレス外寸の関係(上面図)
フレーム(外形) 桟 内寸(内法) マットレス 隙間 フレーム外寸幅(照合に使わない) フレーム内寸幅(ここを測る) マットレス外寸幅(ここを確認) 桟の厚さ (各2〜5cm)
フレームの外寸にはフレーム材(桟)の厚さが含まれる。マットレスが収まる空間はフレーム内寸(内法)であり、外寸より桟の厚さ分だけ狭くなる。照合はフレーム内寸とマットレス外寸で行う。

マットレスの外寸の測り方

マットレスの外寸(幅×長さ)はカタログまたは本体タグに「幅97×長さ195cm」のように記載されている。手元に現物がある場合はメジャーで外周を直接測る。測る箇所は「幅方向の最大点」と「長さ方向の最大点」だ。

注意点は圧縮の有無だ。スプリングマットレスは中央部より端部がわずかに広がる場合がある。フォームマットレスは圧力を加えると変形する。外寸はマットレスを水平な床に展開した状態で測る。

マットレスの外寸の測定箇所(上面図)
マットレス 水平に展開した状態で測る 幅(最大点を測る) 長さ (頭〜足) 端部に当てる
幅は左端から右端の最大点まで、長さは頭側から足側の最大点まで測る。スプリングマットレスは端部がわずかに広がることがあるため、端部の最大点に当てて測る。

フレームの内寸(内法)の測り方

フレームの内寸は「桟の内側の面から、反対側の桟の内側の面まで」の距離だ。桟の上面(フレームの縁)ではなく、マットレスが触れる内壁の面に当てる。

フレームが手元にある場合は、幅方向と長さ方向の2か所をメジャーで測る。フレームに対角方向の歪みがある場合は、中央・頭側・足側の3点を測って最小値を採用する。

フレームが未購入の場合は、カタログの「マットレス対応サイズ」または「内寸」の欄を確認する。この欄がない場合は外寸からフレーム材厚さを引いて推算できるが、誤差が出やすいため問い合わせで確認するほうが確実だ。

フレームの内寸の測定箇所(幅方向断面図)——桟の内壁から内壁まで
左桟 右桟 マットレス(断面) フレーム内寸幅(ここを測る) 桟の内壁から内壁まで フレーム外寸幅(照合に使わない) マットレス外寸幅 隙間 隙間
フレームの内寸は左桟の内壁から右桟の内壁までの距離。外寸は左桟の外壁から右桟の外壁までで、桟の厚さ分だけ内寸より広い。マットレスはフレーム内寸より少し小さく(隙間分)収まる。

隙間を計算して照合する

測定後は次の計算で隙間を確認する。

計算式許容範囲の目安
幅方向の隙間(両側合計)フレーム内寸幅 − マットレス幅0〜4cm(各社で差あり)
長さ方向の隙間(頭側+足側)フレーム内寸長さ − マットレス長さ1〜5cm(各社で差あり)

許容範囲はメーカーの設計によって異なる。フレームにスリット(すのこ状の底面)がある場合は底面が支えになるためズレにくいが、隙間が大きいほど就寝中にマットレスがずれやすくなる。

隙間の3パターン(幅方向断面・比較)
隙間 0未満 入らない マットレス (フレームより大きい) × 入らない 内寸幅 隙間 0〜4cm 適合の目安 マットレス 隙間 ◯ 適合 内寸幅 隙間 5cm以上 ずれやすい マットレス 大きな隙間 △ ずれ注意 内寸幅
左: 内寸よりマットレスが大きい(0未満)→ 入らない。中: 隙間0〜4cm → 適合の目安。右: 隙間5cm以上 → 就寝中にずれやすい。数値は目安で、フレームの形状・底面の有無により変わる(各社で差あり)。

サイズ別の業界慣行値一覧

日本国内のマットレスサイズは業界慣行値として次の幅×長さが流通している。JIS S 1102(ベッド用ベース)はフレームの内法がマットレスサイズに対して適切に設計されることを前提にしており、マットレス単体のJIS規格値は制定されていない(業界慣行値)。実際の製品ではメーカーにより数cm前後する場合がある。

サイズ名マットレス幅マットレス長さフレーム内寸幅の目安
シングル(S)97cm195cm97〜102cm
セミシングル(SS)80cm195cm80〜85cm
セミダブル(SD)120cm195cm120〜125cm
ダブル(D)140cm195cm140〜145cm
クイーン(Q)160cm195cm160〜165cm
キング(K)180cm195cm180〜185cm
マットレス寸法は日本の業界慣行値(2026-09-20確認)。フレーム内寸の目安は各社の公称値から算出した参考値で、製品により異なる。購入前に対象製品のカタログ値を必ず確認すること。
マットレス幅の同縮尺比較 — 1px = 5mm(参照線: 97cm / 120cm / 140cm)
97cm 120cm 140cm セミシングル 幅80cm 80cm シングル 幅97cm 97cm セミダブル 幅120cm 120cm ダブル 幅140cm 140cm クイーン 幅160cm 160cm
棒の長さ=マットレス外寸幅(業界慣行値)。シングル(97cm)とセミダブル(120cm)の差は23cm。ダブル(140cm)はシングルより43cm広い。フレームの内寸幅はそれぞれ数cm大きくなる(製品により異なる)。

よくある質問

ベッドフレームとマットレスのサイズが「シングル同士」なら必ず合いますか?
必ずしも合うとは限りません。「シングル」の名称はメーカーが任意につけるもので、フレームの内寸とマットレスの外寸は製品ごとに異なります。マットレスの業界慣行幅は97cm(±1〜2cm程度)ですが、フレームの内寸は製品によって95〜102cm前後と幅があります。購入前にフレームの内寸(カタログの「マットレス対応サイズ」欄)とマットレスの外寸を数値で照合することが必要です。
ベッドフレームの内寸はカタログのどこに書いてありますか?
カタログには「内寸」「マットレス対応サイズ」「対応マットレスサイズ」の名称で記載されることが多いです。記載がない場合は外寸からフレーム材厚さ(両側で3〜10cm程度)を引いた値が内寸の目安になりますが、誤差が出やすいためメーカーへの問い合わせが確実です。手元にフレームがある場合は、桟の内壁から内壁まで直接メジャーで測ります。
マットレスとフレームの隙間は何cmまで許容されますか?
隙間(フレーム内寸幅 − マットレス外寸幅)は両側合計で0〜4cm程度が一般的な許容範囲です。ゼロ以下はマットレスが入りません。4〜6cmを超えると就寝中に体がずれた時にマットレスが動きやすくなります。長さ方向は1〜5cm程度の余裕が標準的で、頭側に寄せて配置するのが一般的です。いずれも製品や設計によって異なります。
ベッドフレームの「外寸」とマットレスのサイズを比べても大丈夫ですか?
大丈夫ではありません。フレームの外寸にはフレーム材(桟)の厚さが含まれるため、外寸よりも内寸(マットレスが収まる部分)は必ず小さくなります。フレームの桟が両側に各2〜5cm程度あるので、外寸よりも内寸は合計4〜10cm程度狭くなります。照合は必ずフレームの内寸とマットレスの外寸で行います。